年末年始期間中は下記の通り休診させていただきます。
12月29日(火):医院内清掃のため午後から休診
12月30日(水)~1月5日(火):休診
年明けの診療開始日は1月6日(水)です。
患者さまにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
「口腔機能低下症」という言葉を耳にされたことはありますか?
「口腔機能低下症」は文字通りお口の様々な機能が低下した状態のことで、検査を行って診断される疾患名です。これは加齢だけでなく疾患や障害が原因のものも含まれます。
ご自身で気付きやすい口腔機能低下症を疑う症状として以下のようなものがあります。
● 硬いものが食べにくくなった
● 食事の時にむせる
● 飲み込みにくくなった
● 食べこぼしをするようになった
● 滑舌が悪くなった
● 口が乾く など
口の中だけの問題と考えられるかもしれませんが、口腔機能の低下により要介護となるリスクや死亡リスクが上昇するという研究結果も発表されており、口腔機能の低下は全身の健康を維持するために無視できない問題です。
また、60代では60%以上の方が口腔機能低下症になっているというデータもあります。
まだ若いから、自覚症状がないからと言って油断はできません。
65歳以上の方については、口腔機能低下症の検査や機能訓練を保険で行うことができます。
機能が低下する前に、早めに現状を把握し、適切な訓練を行うことで「口腔機能低下症」を予防することをおすすめします。
お口や全身の健康維持のため、ぜひお早めに歯科医院でご相談ください。
多くの患者様により気軽にホワイトニングを体験して頂けるように、しげた歯科・矯正歯科医院ではホワイトニングキャンペーンを実施中です。
キャンペーンの内容は以下の通りです。
【対象】
10月1日~11月30日の間にホワイトニングのご契約をされた方
【キャンペーン料金】
オフィスホワイトニング 25,000円(税込)
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それぞれ通常料金の35%オフと50%オフとなっております!
くわしくはスタッフまでお尋ねください。
この機会に白い歯を手に入れてはみませんか?
先日、口腔外バキュームの吸引力増強工事が完了しました。
口腔外バキュームとは、診療中に発生するエアロゾルや切削片(削りかす)などを吸引するための装置です。
当院では以前から一般的な感染対策の一環として口腔外バキュームを使用してきましたが、このたび新型コロナウイルス感染対策の一環として、吸引力を増強するために工事をおこないました。
具体的にはより強力なモーターを増設し、以前からあるモーターと併用することで、各診療台に設置した口腔外バキュームを何台も同時に稼働しても吸引力が低下しにくくなっています。
また、年内には口腔外バキュームの本体をもう一台増設予定です。
皆さまにより安心して治療を受けて頂くことができるようになりますので、お知らせいたします。
診療中にゴーゴーと音が鳴って、少しうるさく感じられるかもしれませんが、感染対策の一部ですのでどうぞご了承ください。
今月は定休日(日曜・木曜・祝日)に加えて、9月23日(水)を休診とさせていただきます。
従いまして、
9月20日(定休日)・21日(祝日)・22日(祝日)・23日(休診)・24日(定休日)の5日間が連続して休診となります。
患者さまにはご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。
「8020運動」という言葉を見たり聞いたりしたことはありますか?これは、「80歳になっても20本以上自分の歯を残そう」という運動です。自分の歯が20本以上あれば、食生活にほぼ不自由することなく食事を楽しんでいただけます。そのためにはご自身の歯を失わないようにしなければいけませんが、歯の寿命と歯並びは深い関係があります。
歯を失う主な原因は、虫歯と歯周病
成人の方の歯の本数は、親知らずを除くと上下左右合わせて28本です。乳歯から永久歯に生え変わった歯は、体の健康を維持する「食べる」という非常に大切な機能を持つことになります。年齢を重ねていくにつれ、口腔機能は少しずつ衰えていきますが、お手入れ次第で十分歯の寿命を延ばすことができます。実際、80歳を過ぎた方でも20本以上ご自身の歯が残っている方はたくさんいらっしゃいますが、残念ながらそれまでに歯をたくさん失う方が多いのが実情です。
その歯を失う主な原因とは、虫歯と歯周病です。どちらに感染しやすいかはお口の中の細菌の数にもよりますが、どちらも磨き残しが原因で起こります。磨き残しがプラークとなり、虫歯菌が多い場合は虫歯菌が集まって酸を出し、歯周病原菌が多い場合は毒素を出して口腔内のトラブルを引き起こします。
そしてこれら歯を失うプラークの蓄積の原因の一つに、「歯並びの悪さ」があるのです。
歯並びの悪さが歯の寿命に影響する
歯の健康を維持するために欠かせないのが、毎日のブラッシングです。お口の中に残る食べかすを歯ブラシやフロスなどできれいに取り除くことでプラークの形成を抑制し、虫歯や歯周病トラブルを低下させることは、お口の健康維持の基本であることはよく知られています。しかしどんなにブラッシングを頑張っても、デコボコした歯並びではどうしても磨き残しが出てしまいます。その結果プラークが蓄積し、虫歯や歯周病が発症しやすく、歯を失うリスクが高くなってしまいます。
また、実際に8020を達成された方々についての調査の結果でも、Ⅰ級咬合関係(前後的に上下の噛み合わせのずれがない状態)の歯並びのよい方が比較的多く見られることが分かっています。この理由はおそらく、バランスの良い噛み合わせでは、咬合の負荷が偏りにくいですが、バランスの悪い噛み合わせでは、ある一部の歯に対して咬合の負荷が大きくかかり続けて、結果的に歯の早期喪失を招くためと考えられます。
生涯ご自身の歯で食事を楽しんでいただくためには
ご紹介したように、歯並びと歯の寿命は深い関連性があることがわかっています。歯は失ってはじめてその大切さを痛感するものです。歯並びの悪さにお悩みの方は、見た目のコンプレックスばかり意識がいってしまいますが、ブラッシング不足や咬合圧の偏りによる歯の喪失という、より深刻な事態を招くリスクが高くなります。ご自身の歯を長持ちさせ、生涯ご自身の歯で食事を楽しむために、歯並びにお悩みの方はいちどかかりつけの歯科医院にご相談することをお勧めします。
ヒトの呼吸は、本来鼻で行います。ところが最近では、口で呼吸をする「口呼吸(こうこきゅう)」をする方が増えています。口呼吸は体の健康に影響を与えるだけでなく、歯並びにも影響を与えると言われています。これはいったいどういうことなのでしょうか。
なぜ口呼吸が悪いのか
私たちが毎日無意識で行っている呼吸は、鼻で行います。鼻には、細菌やウイルス、ホコリなどが体内へ入り込まないようにする役割があります。
ところが慢性的な鼻づまりなどが原因で鼻で呼吸ができなくなると、口で呼吸を行ってしまいます。口で呼吸をすると、ウイルスや細菌、ホコリなどが直接体内に入り込んでしまいます。その結果、のどの粘膜を直接刺激したり、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなってしまいます。
また口呼吸はお口の健康にも影響しています。お口の中は常に唾液で潤っており、細菌の繁殖を抑える役割を負っていますが、口で呼吸をすることによってお口の中が乾燥し、細菌が増殖してしまいます。その結果虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また口臭や歯の着色の原因にもなり、エチケット面においてもマイナスイメージを与えてしまうなど、口呼吸を行うことは体とお口の健康にとって悪影響しかありません。
口呼吸が与える歯並びへの影響について
小さなお子さんの歯並びの形成にも口呼吸が関わっていると考えられています。その大きな理由は、舌の位置です。舌は本来、上顎の前歯の裏側のくぼみに先端が付いた状態で収まっています。舌がこの位置にあることで唇の周りをはじめとした筋肉とのバランスがとれるため上顎の歯列が上手く広がって成長していきます。
ところが口呼吸をしていると、自然と舌が下方に下がります。この状態のまま過ごすと、唇の周りの筋肉とのバランスがとれず、上顎の歯列も上手く広がらないためガタガタの歯並びになったり、出っ歯や開咬になってしまいます。
歯並びを整える治療よりも、まずは口呼吸をやめることが先
口呼吸はデメリットばかりで、良いことは何一つありません。お口の健康に関しても害ばかり与えてしまうため、まずは口呼吸をやめることから始める必要があります。
口呼吸になる原因は様々ですが、その多くは鼻や喉の疾患にあります。原因に応じた治療を行い、鼻で呼吸ができるように改善しましょう。
そのうえで矯正治療を行うと、歯並びとともにお口の健康を維持しやすくなると考えられます。
デコボコとした歯並びは見た目の問題が大きく、なかなか笑顔に自信が持てないのではないでしょうか。歯並びの悪さは確かに審美性を大きく損ねてしまいますが、問題はそれだけではありません。歯並びが悪いことで、虫歯や歯周病といった、歯やお口の健康に悪影響を与えてしまうことがあるのです。
なぜ歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすい?
歯の健康を守るのは毎日のブラッシングです。毎日の丁寧なブラッシングが歯の汚れや食べかすを取り除き、お口の中の清潔を維持することを目的としていることは、既によくご存じでしょう。
ところがデコボコした歯並びでは、歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残ってしまいがちです。汚れが残っているとお口の中の細菌が食べかすの中にある糖分をエサにしてプラークを作り出します。プラークは細菌の塊で、白くネバネバとした粘着性の物質が歯と歯ぐきの境目に付着します。このプラークを構成する虫歯菌や歯周病菌が酸や毒素を出し、虫歯や歯肉炎、歯周炎などのトラブルを引き起こします。
このように、歯並びが悪いことでブラッシング不足を招き、その結果虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。
虫歯と歯周病、どちらも歯を失うリスクが高い感染症
虫歯も歯周病も、そのまま放置すると歯を失う可能性がある病気です。どちらも細菌が原因である感染症で、虫歯はどの年代でも起こりやすく、歯肉炎は比較的若い世代、歯周病は30代以降によく見られます。
また歯並びが悪いと噛み合わせにも悪くなってしまいます。噛み合わせの悪さは一部の歯に余分な負担がかかり、局所的な歯槽骨の吸収に繋がる可能性があります。そのため歯周病になるスピードが速まり、早い段階で歯を失いかねません。
虫歯も歯周病も歯並びも悪さによって引き起こされることが多く、特に歯周病は歯槽骨が吸収されることで歯ぐきが痩せて隙間が生じ、その結果歯が傾斜してしまうこともあるなど、歯並びの悪さとお口のトラブルは相互関係にあると言ってもいいでしょう。
矯正治療の真の目的は、将来にわたる歯の健康維持
歯並びの悪さを改善したいと思う方のほとんどは、見た目が気になるからという理由だと思います。もちろん、歯並びが美しく整うと笑顔にも自信をもつことができることでしょう。しかし矯正治療の大きな目的は、歯並びや噛み合わせを整えることで歯磨きがしやすく、一部の歯に余計な負担をかけず、正しい噛み合わせを導くことです。つまり矯正治療は、将来にわたる歯の健康維持を真の目的としているのです。
矯正治療に伴うトラブルのひとつに「ブラックトライアングル」というものがあります。ブラックトライアングルは歯の健康には直接影響はありません。しかし矯正治療を終えた後にブラックトライアングルが気になる方も少なくはありません。今回は矯正治療に伴う副作用のひとつであるブラックトライアングルについてお話をいたします。
ブラックトライアングルとは?
そもそもブラックトライアングルとは何のことでしょうか。直訳すると「黒い三角」ですが、これは2本の歯と歯肉の間にできる三角のすき間を意味します。隙間が黒い三角形のように見えるため、このように呼ばれています。
ブラックトライアングルができる原因は、加齢や歯周病に伴う歯肉の退縮や、矯正治療によって起こるものが考えられています。特に矯正治療によってできるブラックトライアングルは歯肉が退縮していなくても起きてしまうことがあります。
ブラックトライアングルが矯正治療によってどのようにしてできるかを簡単にご説明します。デコボコした歯並びの部分の歯肉の量は元々それほど多くはありません。またデコボコした歯並びの部分はブラッシング不足になりやすいため歯ぐきが腫れてしまうこともよくあります。
そこへ矯正治療を行うことにより歯並びが整うと、歯と歯の間の歯肉の量が足りない分がすき間となって現れてしまいます。また、歯が磨きやすくなり、歯ぐきの腫れが治まり引き締まった結果ブラックトライアングルが出現する場合もあります。
このようなことから、ブラックトライアングルはガタガタの歯並びの方の矯正治療後に起きやすい現象と言えますが、全ての矯正治療後に起こるというわけではありません。また状態にもよりますが、治療前にブラックトライアングルが現れることが予測できることもあります。
ブラックトライアングルの治療法
次に矯正治療中にブラックトライアングルが現れた場合の治療法をご紹介します。矯正治療によりブラックトライアングルが現れるかもしれないと予測できる場合や治療中にブラックトライアングルが出現した場合、歯と歯の間を少し削る「IPR」という処置を行うと、すき間が少し減ったり、ブラックトライアングルが目立ちにくくなる可能性があります。
歯の健康には影響がないブラックトライアングル
矯正治療後に起こりやすいブラックトライアングルについてお話しました。ブラックトライアングルは全ての矯正治療後の方に起こるわけではありません。また歯の健康に直接影響はないため、ごくわずかな三角のすき間が気にならない方は、そのままにしておいても問題ありません。しかし治療後のブラックトライアングルが気になって・・・という方は、矯正治療中にいちど歯科医師に相談してみるといいでしょう。
お盆期間中は下記の通り休診させていただきます。
8月12日(水):医院内清掃のため午後のみ休診
8月13日(木):医院定休日のため休診
8月14日(金):休診
8月15日(土):休診
8月16日(日):医院定休日のため休診
患者さまにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。